金魚との出会い 

かれこれ金魚の飼育をはじめて丸2年たちました。
思えば2年前、近所のお祭りで子供が一回300円の金魚掬いで
和金2匹、琉金1匹、らんちゅう1匹を掬ってきたのがはじまりでした。

お祭りは2月という寒い時期でしたが、お馴染みの和金以外に三色デメキン、琉金、
らんちゅう、そして体長1センチの黒デメキンと、大小さまざまな超豪華な金魚掬いでした。
(あんなに小さいのにちゃんとデメキンの形をしていたことに感動しました)

金魚と言えば、水を替えると死ぬ
、というのが頭にありました。
それでも最初の3ヶ月間は何とか順調に生きていました。
皆食欲旺盛で元気なのに、一匹だけ水作エイト(濾過器)の後ろに隠れている金魚が。
その頃使い始めたインターネットで金魚の病気などを調べてみると、この金魚はなんと
「金魚の王様」と呼ばれる「らんちゅう」でした。
「どこが王様なのかちっともわからないけど、とにかく高価な魚らしい。」
ーーーいきなり金魚に対する取り組みが変わってきました。(せこいなぁ・・・)

が、結局このらんちゅうは手当てが遅く死んでしまいました。
「金魚のお医者は飼い主自身」ということが身にしみてわかりました。
とにかく半年くらいは新しい金魚を買ったり、病気治療したりと四苦八苦してました。

しかし、調べてみてわかったことなのですが・・・・
「金魚のサイトなんて女の人や子供が中心なんだろうな・・・」と思っていたのですが、
そこには江戸時代から続く古〜〜い伝統があったのです。
それこそ女の人が「らんちゅう」の世界などに足を踏み入れるのなんてあまりに敷き居が高い世界。
女性が管理人のサイトは圧倒的に少ないのです。(意外でした)

趣味の世界ですから、よいらんちゅうを育てるのにマニアの方達は、
それこそ設備投資に、親にする良魚を求めて骨をおっている様子。
もちろん卵を産ませていい金魚を作るところに一番の力が入ります。
とにかくお金持ちの趣味なのです。(うえ〜〜〜ん)
きっとそのあたりも「金魚の王様」と言われる所以なのでしょう。

でもネット上で毎日らんちゅうの画像を見て、沢山の人のアドバイスなどを見ていると、
こんな初心者の私でさえ、「ペットショップのらんちゅうは二級品なんだなぁ・・・」と
わかるようになってきました。

そのうちお店では物足りなくなって「養魚場」で直接買う、ということに憧れが湧いてきまして、
これまたネットで調べると私が住んでいる埼玉県は金魚の産地というのがわかり、因縁?めいたものを感じました。
しかもマニアでも入手困難といわれるミューズという金魚の養魚場が近所にあるというではありませんか!!
次の年の7月を待って買いに行きました。

多少道に迷いましたが目的の川原魚苑へ到着。 畳み一畳ほどの池が何枚もあり、小さな江戸錦やオーロラが
うようよ泳いでいます。 何とワクワクする瞬間でしょうか。
「オーロラとミューズを合わせて2匹買う」つもりだったのが結局5匹になっていました・・・・
しかも相場よりもずっと手ごろなお値段で。
川原さんの金魚作出の歴史やこだわりも聞けてとても有意義な時を過ごせました。

そして私が未だに金魚を趣味として続けている原因の大きな部分が「ネット」だと思っています。
情報が入手しやすいのはもちろんのこと、愛好家の持ち魚や飼育環境が見れるのは何より楽しいことですが、
ネット上で知り合った方達と、掲示板をはじめ、イベント会場でプチオフ会をしたりと、一人だけの趣味でない世界が
広がったことが楽しく続けられている原因だと思っています。